社労士試験の「救済」とは?

さて、前ページでご紹介した社労士試験の厳しい合格ラインについてですが、年によっては例外的な措置がとられることもあります。
社労士試験受験生であれば、すでに「救済」というキーワードをどこかで見たり聞いたりしたことがあるかもしれません。
社労士試験実施後の受験生間の話題はもっぱら、この「救済」についてだったりしますから、合否を考える上では重要な要素であると言えるでしょう。

「救済」とは、毎年の試験の難易度に応じた得点調整として合格基準が数点下げられる措置のこと。
基本的な合格ラインは前ページでご紹介した通りですが、例えば、直近5年では、「各科目3点以上」の基準が原則である選択式について、下記のような得点調整が入っています。

平成26年
雇用保険法及び健康保険法は2点以上

平成25年
社会保険に関する一般常識は1点以上
労働者災害補償保険法、雇用保険法、健康保険法は2点以上

平成24年
厚生年金保険法は2点以上

平成23年
労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、社会保険に関する一般常識、厚生年金保険法及び国民年金法は2点以上

平成22年
健康保険法、厚生年金保険法、社会保険一般常識は2点以上、国民年金法は1点以上

 社労士試験における救済は、もちろん選択式だけでなく択一式でもほぼ毎年行われています。よって、社労士試験では、特定の科目について数点基準を満たせなかったとはいえ、合格の可能性は十分にある、とも言えるんです。合格発表を迎えてみなければ、実際のところは分かりません。

 社労士試験における救済については、毎年試験後に各予備校で予想が出されますし、個人のブログ等でも合格基準の予想と共に触れられています。
「救済が入って合格」であっても合格には変わりありませんし、歴代の合格者の中にはこの制度に助けられたという方も相当数いるはずです。
とはいえ、本来は救済など期待せずとも合格基準を満たせることが一番。各科目、苦手を残すことなくしっかりと対策してまいりましょう!

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